授業中「うるさい塾」ってどうなの

とても大きな規模の塾で、パッと外から見た感じ安心で、校舎構えもビシッとしている。
そんな大手の塾ですら、「え!?授業中がうるさくてあまり授業になってない!?」
「授業中にうるさくする生徒たちのせいで自習室もうるさいの?」「勉強に関係ない話をしている生徒がたくさんいる?」

まぁ、驚きはしない。呆れるやら、同情するやら、納得するやら。
大手塾にとって「売上を上げる」つまり、生徒の数が絶対正義で、生徒の退塾はいかなる理由であっても絶対悪だ。
そりゃ、あれだけでかい建物・CM・チラシ・人件費を考えると、そうなるよね。最低賃金も光熱費も物価も上がっているし。
と、すでにここが歪んでいる。

こういう塾こそ「シ-ンとしているより少し騒がしい方が集中できる」って、正論のような言い訳をする。
一理あるけど、程度ってもんがあるだろう。

生徒の成績を上げることにピントを合わせること無く、生徒を増やすこと減らさないことにピントを合わせて仕事をしているから、真剣度が低い生徒へキッチリ指導が出来ない。特にアルバイトの学生講師が指導している場合は「生徒と講師の馴れ合いの場」となっていることが多い。
生徒も最初からワイワイと騒いでいたわけじゃないはずだ。
先生の対応を見て、その大人の器を見て子どもたちが増長してしまった流れだろう。
義務教育のように必ず来なくてはいけない学校ではなく、お金を払ってもらって勉強をしに来ているということを先生が意識出来ていない。
つまり、校舎の先生たちの覚悟が足りない。

良くも悪くも固定給。教室の状況が悪くなっても自分に降らない。どこかで他人事になってしまっている。

それでも、規模が大きいというだけで塾を選ぶ保護者が非常に多く、上場企業ならなおさら安心なんて思っているだろう。
たしかに、それだけの規模になったのはそれだけ良かったからという一面は必ずある。

けれど塾はどこまで行ってもその中で「働く人の力量・覚悟」で決まる。

授業中うるさいとか自習室もうるさいとか、本来そんな塾は1年もまたずに自然淘汰されるはず。
しかし、塾全体の規模が大きければ、他の教室の売り上げでカバーしてもらい、そんな教室が不自然に存続してしまうのが実態だ。
CMをバンバン流すような塾は、そんなCMを見て集まる人が集まる。CMの通り素晴らしい教室もあるが、「生徒が来ては辞め来ては辞め」みたいな教室もある。
CM効果が大きいから、自然の摂理が働かず生徒がグルグル循環しながら存続してしまっている塾は多い。

地域によってはCMバンバンの大手よりも「聞いたこのないような小さな個人塾の数が多い」ところもある。
その地域の人たちは「しっかり中身で選ぶ」から、名前だけの大手は淘汰されている。そのせいか、地域全体で子供の学力レベルも高い。

まぁ、塾を選ぶ時はしっかりと中身を確認して、「そこで働く塾の人に生徒の成績を上げる覚悟があるのか」を重要視するべき。
規模や学習システム、先生の学歴、金額なんてものは後回しで結構。