塾の当日振替はアリorナシ?

塾の振替制度とは、生徒が塾の授業を欠席する場合に事前に塾側へ連絡をすれば別日に授業を振り替えてもらえる制度です。最近ではいくつかの個別指導塾でも当日振替を設けていますが、一般的には当日の振替はできない個別指導塾が多いです。理由としてはアルバイトの講師の人件費がもったいないからです。例えば1:2(先生:生徒)の個別指導の塾からしてみれば、A君一人に当日振替されるとその時間帯は1:1(先生:生徒)になります。さらにA君の振替先の時間に空いている講師がいなければ、シフトを調整して出勤させなけれなばりません。A君の当日振替により1:1(先生:生徒)になった時間は教室の売上げは下がり、新たに講師のシフトを組みなおし、必要のない人件費がかかります。というわけで、余計な仕事が増え、売上げも下がるわけです。
集団指導塾では授業の日程が予め決まっていますので振その分の授業はオンラインで学習という対応をとっています。

部活動や習い事が忙しい生徒にとっては、塾と両立する上で振替制度がある塾のほうが安心して通えます。しかし、かえって振替制度があることで生徒自身が塾に通うことに対して気の緩みや甘えが生じやすくなってしまうリスクがあることも事実です。
かつては、振替を利用することが多い生徒は学習意欲が低く、成績が伸びにくい傾向にあると言われていました。一方で集団指導塾のような振替制度がない塾では、気軽に休むことができないことで塾内の雰囲気や保護者の方に緊張感があったり、他の塾と比べて授業中の生徒が勉強に取り組む姿勢に違いがあるようなケースもありましたので、振替制度があるという理由がメリットの様でデメリットでした。

しかしながら、現代の子供たちはとにかく忙しい!土日も部活動があり、平日も毎日のように部活の朝練、午後練があり、夜は塾があります。いつ遊んでるのかってくらい忙しいと思います。さらに新型コロナウイルスの影響も学校や家庭に広がり、毎日のように報道されています。このような環境下の中では、生徒の当日振替や自主休校などに柔軟に対応できる塾のホスピタリティが必要だと思います。