合格実績や点数UP実績の注意点

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学習塾の広告チラシやホームページに必ずと言っていいほど宣伝されている「合格実績」や「点数UP実績」。
難関校に多くの合格者を出しているのはその塾の指導力を示しているように思えるかもしれない。でもじつはそれ、塾(指導形態等の違い)によっては注意する必要がある。
合格者数は基本的に塾生の合格者であるはずですが、なかには冬期講習などの講習会だけ参加した生徒やその塾が開催している公開模試を1回受験しただけの生徒も含めて合格実績者数を「水増し」する塾がネットをざわつかせていた。

注意が必要なのは、複数教室の合計合格実績では1教室の実力を測れないところにある。
大手学習塾は複数の教室を展開している。多いところは100を超える教室を展開していて、合格実績はその複数教室の生徒の合格者の合計数であることがほとんどだ。

しかし、これ自体は問題ではない。

問題は誰が指導してくれるのかだ。

オンライン指導でない限り、全ての教室のすべての授業を、同じ講師が担当するわけではないのだ。
また、その教室における華々しい合格実績に惹かれて、入塾したとしても「その昨年度入試において受験生を指導した講師メンバーのほとんどがいなくなってしまっていた」なんてことも。主に大学生のアルバイト講師を雇っている大手チェーン塾ではよくあることだ。
「講師募集中」なんて常に講師不足の塾なんかは、完全に避けた方が無難だろう。

分かってほしい、塾としては、合格実績や点数UP実績は「目に見える成果」なので、外部に発信することも重要だ。ただ、塾を選ぶ際には、合格実績を判断基準に入れない方が無難という結論にもなる。そもそも、生徒一人ひとりの元々の能力値が全く違うから。

私個人の意見は「どのレベル層に対して強いのかが重要」だと思う。もっと言うと「どんな生徒」に特化してるかだ。
塾選びの際にはそういったところが重要だ。「どんな子供のやる気も出させます!」「一人ひとりに合わせたやり方で、点数伸ばします」などは、プロから言わせれば、絶対不可能。

塾業界において、なんでも屋ほどヒドイ塾はない。そういう塾は、勉強が苦手な子には簡単な教材で授業して「やった感」で満足させるだけ。
それと、試験や入試は一人ひとりに合わせて作られていない。