「1:4」「1:3」は個別指導って呼べるのか?

最近の個別指導塾は「1:2授業」を基本としていて、講師が真ん中に座り、両横の生徒に勉強を教えるというスタイルだ。
ただこれ、例えば同じ学年、同じ科目の生徒を同時に授業するならまだ救いがあるが、実際は科目や学年が重なることなどほとんどない。
右の生徒は高校生の英語の授業、左の生徒は中学2年生の数学の授業・・・そんな感じだ。

「講師が生徒に一方的に教えるのではなく、自分で考える機会を確保する。ひとりが演習を受けている間に、もうひとりが質問・解説を受けられる指導スタイルにより、意欲的・主体的に学習をすすめることができる」という綺麗ごとは聞き飽きた。

「1:2」指導スタイルの、ある個別指導塾では「80分のうち、宿題チェックに10分、確認テストに10分、生徒に問題を解かせる時間に40分、説明、答え合わせ、解説に20分の時間配分で授業を行っている。

さらに、宿題を忘れた場合は?たくさん間違えてきたら?確認テストに時間がかかってしまったら?

そうです、授業は進まないし、最悪、宿題なおしと、その解説だけで終わってしまうこともある。80分きっちりで授業終了なので。

本当に「なぜ皆は、おかしいと思わないのか?」不思議だ。

塾に来て、80分の授業(3300円相当)の間、40分ちょっとを黙々と一人で問題を解く時間に充て、新しい単元の解説をしてもらえるのは、わずか20分もない。

基本は1:2だが、場合によっては1:4、1:3の授業を展開している個別指導塾も少なくない。本当の「1対1授業」を受けようと思うと、追加料金が発生する。
「おい!これのどこが個別指導塾なのだろうか」と言いたくなる。

一般的な集団授業の塾よりも高い月謝を払い、解説をしてもらえるのは1授業あたり、たった20分以下だ。

解説授業を聞かずにレベルアップしていける子なら、そもそも塾はいらない。
自分で勉強して自分で答え合わせして、自分で解説を読めば良い。

質の悪いアルバイト講師の場合、◯付けと、解説時には解説書をほぼ読み上げるだけだ。

それでもまだ「個別指導」にニーズがあることも不思議だ。

まぁ、個別指導塾に通わせたい目的は色々あり、確かに学校の勉強にまるでついていけていない、宿題も全くやらないが、親がそれを監督してやる余裕がないといった場合には比較的有効かもしれない。

しかし、純粋に成績を上げたい、受験のために塾に通わせたいという場合は、個別指導塾を選ぶのはやめたほうが良いだろう。

、、、というのは私、個人の意見です。

実は私自身も中学生の時は「大手個別指導塾」に通っていたので、他人のことをとやかく言えないし。