「もう少し頑張ろう」がプレッシャーになることも。勉強への声かけで大切にしたいこと
「家で勉強しなさいと言うと、すぐに嫌な顔をします」
「もう少し頑張ればできそうなのに、途中でやめてしまいます」
「声をかけると、逆にやる気をなくしてしまう気がします」
みのり台・稔台周辺で小学生・中学生を見ていると、保護者の方からこのようなご相談をいただくことがあります。
保護者としては、もちろんお子さまを責めたいわけではありません。
少しでもできるようになってほしい。
苦手なことから逃げずに向き合ってほしい。
定期テストや受験で困らないようにしてあげたい。
そう思うからこそ、つい、
「あと1問だけやってみよう」
「もう少し頑張ろう」
「なんでここでやめちゃうの?」
と言ってしまうことがあります。
ただ、この「もう少し」という声かけが、子どもにとっては励ましではなく、プレッシャーになってしまうこともあります。
|大人の励ましが、子どもには重く感じられることがある
大人から見ると、「あと少しだけ頑張ればいいのに」と思う場面はたくさんあります。
計算問題をあと1ページ。
漢字をあと5個。
英単語をあと10個。
学校ワークをあと少し。
でも、子ども本人の中では、すでにかなり疲れていることもあります。
分からない問題が続いて、自信をなくしている。
学校や部活で疲れている。
「また間違えた」と思って、気持ちが折れている。
親に見られていることで、余計に緊張している。
このような状態で「もう少し頑張ろう」と言われると、子どもによっては、
「まだ足りないの?」
「頑張っているのに認めてもらえない」
「どうせ自分はできない」
と感じてしまうことがあります。
同じ言葉でも、子どもの状態によって受け取り方は大きく変わります。
|勉強が苦手な子ほど、まず必要なのは安心感
勉強が得意な子は、「あと少し頑張ろう」と言われても、そこまで大きな負担に感じないことがあります。
なぜなら、解けた経験があるからです。
頑張ったらできる、という感覚を持っているからです。
一方で、勉強が苦手な子は違います。
「やってもできない」
「また間違える」
「どうせ怒られる」
という気持ちが先に出てしまうことがあります。
この状態で強く声をかけすぎると、勉強そのものが嫌な時間になってしまいます。
もちろん、何も言わずに放っておけばよいという話ではありません。
大切なのは、無理やりやらせることではなく、子どもが「これならできそう」と思える形に変えることです。
|「勉強しなさい」よりも、「何をやるか」を決める
家庭学習でよくある失敗は、「勉強しなさい」という声かけだけで終わってしまうことです。
子どもからすると、何をどれくらいやればいいのか分からないまま、ただ勉強を求められている状態になります。
これでは動きにくいです。
たとえば、
「今日は数学をやりなさい」
よりも、
「今日は学校ワークの数学を2ページだけ進めよう」
の方が、子どもは動きやすくなります。
さらに、
「分からない問題は飛ばしていいから、まずはできるところだけ進めよう」
と伝えると、心理的な負担はかなり下がります。
勉強ジムでも、ただ「頑張ろう」と言うのではなく、今月何をどれくらいやるのか、テスト前に何を優先するのかを決めて学習を進めています。
稔台小や和名ヶ谷小の小学生、和名ヶ谷中・松戸第六中・松戸第一中の中学生でも、「家ではなかなか勉強に向かえない」という悩みは少なくありません。
だからこそ、「頑張れ」だけではなく、「今日はこれをやる」という具体的な学習メニューが大切です。
|「できなかったこと」より「できたところ」を見つける
保護者の方は、どうしてもできなかった部分に目が行きやすいです。
漢字を間違えた。
計算ミスをした。
英単語を覚えていない。
学校ワークが終わっていない。
もちろん、できていない部分を確認することは大切です。
ただ、毎回そこだけを指摘されると、子どもは勉強に対して前向きになりにくくなります。
特に小学生のうちは、「できた」という感覚がとても大切です。
最初から長時間集中できる子ばかりではありません。
最初は10分でも構いません。
1ページでも構いません。
昨日より1問多く解けたなら、それも前進です。
「ここはできたね」
「昨日より早く終わったね」
「この問題、自分で考えられたね」
こうした声かけがあると、子どもは少しずつ勉強に向き合いやすくなります。
|厳しさは必要。でも、順番を間違えない
塾として正直に言えば、勉強にはある程度の厳しさも必要です。
やりたくない日もあります。
面倒な問題もあります。
覚えなければいけないこともあります。
定期テストで点数を上げるためには、楽しいことだけをやっていればよいわけではありません。
ただし、厳しさを出す前に、まずは子どもが安心して学習できる状態を作る必要があります。
最初から強く押しすぎると、子どもは勉強から逃げるようになります。
逆に、
「何をやればいいか分かる」
「分からない問題があっても大丈夫」
「少しずつできるようになっている」
という感覚があると、子どもは少しずつ頑張れるようになります。
厳しさは、安心感の上に乗せるから効果があります。
|家庭で全部抱え込まなくて大丈夫です
保護者の方が、家で毎日勉強を見続けるのは大変です。
声をかければ反発される。
黙っていると勉強しない。
強く言いすぎると親子関係が悪くなる。
このバランスに悩むご家庭はとても多いです。
だからこそ、家庭だけで抱え込む必要はありません。
塾の役割は、ただ問題を教えることだけではありません。
何をやるかを決める。
どれくらいやるかを決める。
テストまでに間に合うように調整する。
子どもが勉強に向き合える環境を作る。
こうした部分も、塾の大切な役割だと考えています。
勉強ジムでは、みのり台・稔台・上本郷・松戸新田周辺の小学生・中学生に向けて、一人ひとりに合わせた学習管理を行っています。
|まとめ
「もう少し頑張ろう」という声かけは、決して悪い言葉ではありません。
子どもに成長してほしい。
苦手なことにも向き合ってほしい。
将来困らないようにしてあげたい。
その思いから出てくる言葉です。
ただし、子どもの状態によっては、その言葉がプレッシャーになることもあります。
大切なのは、無理やり頑張らせることではなく、子どもが「これならできそう」と思える形に変えることです。
勉強が苦手な子ほど、まず必要なのは安心感です。
その上で、少しずつ学習量を増やし、できることを増やしていく。
勉強ジムでは、そんな形で小学生・中学生の学習をサポートしています。
みのり台・稔台・上本郷・松戸新田周辺で塾をお探しの方、また稔台小・和名ヶ谷小・和名ヶ谷中・松戸第六中・松戸第一中にお通いのお子さまの学習でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。