生徒と「たくさん勉強したら東大いけるかもね!」なんて話していました。
生徒が「先生も今から勉強して東大を受けなよ」なんて簡単に言ってくれます。
もう覚えられないよ~なんて答えましたが。実際に記憶力のピークや、新しいことを学ぶのに「適したタイミング」、「遅すぎる」は存在するのか?
マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学者、ジョシュア・ハーツホーン氏は、加齢に伴う知能の変化に関する研究を指揮しており、Business Insiderに次のように述べています。
「ほとんどの年齢で、ある能力は向上し、別の能力は低下する傾向があります」
彼の研究チームは、10歳から90歳までの数千人を対象に、単語の記憶、顔の識別、名前の記憶、計算能力などを調査しました。その結果、年齢に関わらず、ほぼ全ての年齢層で何らかの能力がピークに達することが明らかになりました。
結論から言うと、
「暗記能力のピークは18歳です」
18歳前後:総合的な情報処理能力と記憶力
22歳:名前を記憶する能力
32歳前後:顔認識能力
43歳前後:集中力
48歳:感情認知能力
50歳:基本的な計算能力
50歳前後:新しい情報を学び、理解する能力
67歳前後:語彙力
「つまり、生徒たちの脳はまだ若く、進化の途中にある」ということです。
記憶力も日々向上していると思います。
私のように記憶力のピークから15年が経過してしまった人間は、若者たちと記憶力で競えば簡単に負けてしまいます。
何を言いたいかというと、記憶力が高い間に勉強しておくべきということです。
例えば新しいことを学びたいと思った時、私のように記憶力のピークから15年経っていると、知識が頭に入りにくいということです。
若くフレッシュな脳を持って、記憶力のピークに向けて進化している最中の学生は今が勉強のチャンスなのです。
そう考えて、18歳までは積極的に学んで欲しいです。
さっき、このような話を生徒にしました。
記憶力は18歳まで伸び続けるので、中学生は積極的に勉強しましょう。
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