
今まで塾の仕事をしてきて、ずっと謎なことがあります。
どこの塾もそうだと思うのですが、高校受験終わると塾を辞める生徒が多い問題です!
一般的に塾の先生は、塾をやめると言われると悲しくなります。
「生徒が減るから?」
「月謝が減るから?」
とよく言われますが、実はそうではなく、純粋に「寂しい」という感情だったり、自分の指導が評価されなくなったと感じたり、転塾であれば他所の指導に負けたという敗北感だったりと、かなり複雑な心境なんです。
授業料収入が減るなんてことは、実は世間の皆さんが思っているほど気にしていないのが普通です。
これが筆頭に来る塾は、教えることに興味があまりなく、経営者としての側面ばかりが目立つ「塾長」だったりします。これは、大手塾に多いですね。
そういう人や塾は「塾経営者」ではありますが、「塾人」ではないので、我々とは同業にして全く異人種です。
これは数多くの「塾人」の先生が共感してくださることだと思います。
ゆえに、現場に出ている塾長や、そもそも授業をやりたくて塾を開いている「塾人」たちは、塾をやめると言われると心臓が止まりそうになるものです。
しかし、実際は高校受験が終わると、塾を辞める生徒が多いのです。
「え?、、、大学受験は?」
中学の勉強ですら大変だったから塾に通っていたのに、
「高校は、自分で頑張ってみます」
とか無理でしょ。
まぁ、経済的事情とかならしょうがないとして。
でも、
今だから、大学入試や高校の勉強が大変なんだぞ!
って子供に言えますが、実際に自分が子供だったら、そこまで考えられないのも分かる気もするんだよな。
受験終わったら遊びたいよな。3年後の話なんて考えないよな。
私達にとって、ウチを辞めるか、残るかなんてどうでもいい問題なんです。
その子がより良い方向に向かっていけるなら、勉強する場がウチじゃなくても全然いいんです。
本当に自分の足で歩けるようになったら、それでいいんです。
自転車に乗れるようになったら、補助輪は要らないんですよね。
それでいいんです。ウチが要らなくなってくれることが、何よりの成長でしょう。
だからって、やめろと言っているわけじゃありませんよ!
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