
「勉強は、やればできるようになる」
よく耳にするこの言葉、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
私たち指導する側も、つい口にしてしまう魔法のような言葉です。
でも実際、どれだけ頑張っても成績が上がらない。
一生懸命やっても、なかなか覚えられない。
そんな経験をしたお子様も、保護者の皆さんも、少なくないはずです。
今回は、この「やればできる」という言葉の真実について、少しだけ掘り下げてみたいと思います。
◆ なぜ「やればできる」と思われているのか?
この言葉が広まっている背景には、いくつかの理由があります。
教育の前提が「努力は報われる」で成り立っている
学校も塾も、「頑張ったら結果が出る」という姿勢で指導します。それ自体は悪いことではありません。成功体験があるから
「九九を覚えた」「漢字が書けるようになった」といった成功体験が積み重なり、「努力すればできる」と信じたくなるのです。社会の価値観
特に日本では、「努力は美徳」「根性で乗り越えろ」という文化が根付いています。スポーツも勉強も、同じように考えられがちです。
◆ でも、実際には「やってもできない」こともある
ところが現場で子どもたちを見ていると、次のような現実にも気づかされます。
向き・不向きがある
暗記が得意な子もいれば、理屈を理解するのが得意な子もいます。同じ量の努力をしても、結果は同じにはなりません。正しい方法でやっていない
ノートまとめばかりで演習が足りなかったり、暗記の仕方が非効率だったり。「努力の方向」がズレていることもあります。環境や心の状態が影響する
自信がない子、家で集中できない子、褒められる経験が少ない子…。そうした背景が、「努力しても結果が出ない」状態を作ってしまうことも。
◆ 勉強も、実はスポーツと同じ
勉強とスポーツ、どちらも「練習→成長→成果」というサイクルを辿ります。でも、どんなに努力してもプロになれない選手がいるように、勉強も「やったから必ず伸びる」とは限りません。
だからこそ、私たちが伝えたいのは――
「やり方」と「サポート」の大切さです。
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